私の人生、「沖縄」との縁が意外と深いんです。まったく関わりのなかった「沖縄」とはじめて結ばれたのは高校の修学旅行でした。その時は特段、沖縄への思い入れも無く、旅行もただただ馬鹿騒ぎして終わりという高校生らしい旅行でした。
大学に入り、地元の大阪で暮らしていましたが、バイクで沖縄を1周したいと思い、友人とフェリーで沖縄本島へおりたち、2週間ほど旅をしました。
そして大学卒業、就職が内定していた企業から配属先が発表されます。全国に支店がある企業であり、面接時に沖縄の話を少しした記憶がありますが、初めての配属先が「沖縄」でした。知り合いがいるわけでもありませんが、なぜか「沖縄」に引き寄せられることになりますー
その後3年ほど沖縄で暮らしていましたが、その企業を退職し地元へ戻ります。沖縄で暮らした3年間で「沖縄」には数多くの離島があり、その離島にこそ沖縄の魅力がつまっているんだと実感しました。
地元に戻ってから「沖縄ロス」が毎年のように押し寄せてきます。そしてほぼ毎年のように沖縄へ向かうことになりますー
楽しい生活ばかりでは無かった、本土から来る人間に対する抵抗も感じました。旅行者にはわからないナイチャーへの拒否反応を肌で感じ、時に優しさにふれあいながら3年という時間を「過ごせた」からこそ、またここに戻りたいと毎年思うようになりました。
少し「沖縄」の話つづけます。