セミリタイアやソロキャンプとは少しそれて・・。私は高校野球が好きだ。それも夏の高校野球が好きだ。
実家が神戸にあり、お盆に帰省するタイミングで必ず甲子園へ高校野球を見に行く。春の甲子園は遠方の為、見に行くことができないが、私は「夏の甲子園」にだけ存在する何かを求めて球場へ足を運ぶ。
「何か」ってなにか?それは実はわからない。それでもただひとつは3年間ひたむきに白球を追い続けたその終着点だからかもしれない。
「終着点」は優勝だとは限らない。1回戦で大量差負けする終着点かもしれない。サヨナラ逆転負けする終着点かもしれない。いずれにしても3年間の最後の節目がこの甲子園で訪れる。最後の大会で唯一負けないで、人差し指を天にかざせるのはたった1校のみ。
「夏の甲子園」にどんな魅力があるのか?春の甲子園は負けても次があります。次とは夏に向けた戦いや夏の甲子園です。しかしながら夏の甲子園は次がありません。負けたら終わりの世界で、しかも大観衆(お盆の時期なら4万人以上入ります)そんな中で野球ができることがどれだけ一生の宝物になるのか。そして一生の宝物としてその後の人生を歩んでほしいと思います。
夏は観衆も必死です。夜明け前の阪神電車の始発が始まる前から休場前のチケット売り場には大行列ができます。チケットを持っている人間でも自由席の良い席を取りたいために早朝から並び始めます。私も3塁内野自由席チケットを購入し1日観戦しますが、朝5時30分頃から開門まで並びます。
3塁内野自由席を選択する理由は日差しです。夏の甲子園では太陽が容赦なく照り付け、1試合みるのも結構な体力を消費します。3塁内野自由席は夕方15時くらいまで中段は日陰になるからです。
たまに外野で観戦もしますが、早朝から並んで端に陣取ります。
おそらく今年の夏もコロナの影響で観戦者数は限定されることとなるでしょうが、可能であれば久しぶりに夏の甲子園を感じたいものです。
今週末からいよいよ春の甲子園がはじまりますー