チャンギ国際空港(シンガポール)経由、カルカッタ着でインドへ乗り込みました。まあ、予想はしていましたが予想以上にカルチャーショックというかぶっ飛びましたねーインド初上陸。
カルカッタ到着後、タクシーというかタクシーで無いタクシーチケットを買い、目的地サダルストリートへ向かいます。客引きの群れの中を歩き乗り込みますが、道路は膨大な人々と車やリキシャーや、牛やカラスにゴミだらけの街・・・。おまけにクラクションを鳴らしまくる車たち。大渋滞の中を進み、途中で降りて、地図を片手にサダルストリートへ。
サダルストリートとは
バッグパッカーはびこる安宿街となります。いろんな誘惑(麻薬・ハシシ)や騙そうとするもの、両手両足の無い物乞いなど、インドのある意味象徴する一角です。バッグパッカーの聖地としてタイのカオサン通りは有名ですが、このサダルストリートも世界的にある意味有名なバッグパッカーの街。
街にはたくさんの安宿があり、格安で泊まれることから数か月滞在する旅人もいる。そんなサダルストリートですが、入り込んでしまえば危険であると感じなくなります。私も数週間滞在し、特に何をすることもなく街の人々を眺め続けました。
朝起きて、チャイを数杯のみに近くの野外チャイ店へ出かけます。写真はその時のキリトリで、近くの階段などで座りながらのんびりとすすります。カップは土でできており、飲み終わると地面に捨てます。ただただぼんやりと待ちゆく人を眺めては、夕方に近くの屋台の中華料理店で食事をする毎日でした。
そういえばカルカッタで数週間何をしたかと問われても、特に観光もしていない、サダルストリート付近でただただ人波を眺め続けただけでした。それでも25年たった今でも記憶に残り続ける数週間でした。