私は放浪癖があり、「深夜特急」という沢木耕太郎著の小説を今でもこよなく愛しています。「深夜特急」は香港~ロンドンまでのバッグパッカー沢木耕太郎さんによるノンフィクション旅小説なのですが、その後猿岩石により電波少年で取り上げられ話題となりました。
バッグパッカーのバイブル書として「深夜特急」は昔から若者に愛され、今も語り継がれています。その後、大沢たかお主演によりドラマ化もされました。
話は戻りますが、私も「深夜特急」に憧れ、世界十数か国をバッグパッカーとして旅をしてきました。インドへ航空チケットのみ手配をし、数週間滞在した時の写真です。場所はベナレス今の地名でいうとバラナシが正解なのでしょうか。ガンジス川のほとりにある街となります。
この時はリクシャ―にのり、運転手はチムでした。もう25年ほど経過しますが、名前も顔もはっきりと覚えています。インドへ初めて訪れるとほんとにカルチャーショックを受けます。バンコクが世界一の喧騒の街と誰が言ったのか聞きたいくらい、インドの街もうるさかったのを記憶しています。
ちょうど聖なる川ガンガー(ガンジス川)へ向かう途中のキリトリでした。すべてのことが鮮明に思い浮かべることができます。若いころの世界への旅は、一生記憶に残りつづけます。