投資信託のゴールを決める
前項で現在の投資信託のポートフォリオを掲載しました。過去から修正を加えながら現状は前項の通りとなります。これから60歳までにポートフォリオをさらに修正していくこととなります。
その前に投資信託のゴールを具体的に決めていきたいと思います。まずどのようになりたいか?と最終的なゴール(株式を売って現金化する)をイメージしていきます。
より具体的に深堀りする
上記項目をさらに深堀りしていきます。まずは毎月の目標となる金額(毎月5万)を得るにはどうすればよいかを考えます。最悪、この5万がもし投資の不労所得として貯蓄されるようになれば、完全なリタイアでも問題ありません。社会との接点などを考えて自由な仕事をしながら、セミリタイア生活を送ることができるでしょう。
また世界経済は資本主義経済が今後続くのであれば3%の成長は見込めるといっても、投資生活終盤に大暴落があるとつらいものがあります。そこで、60歳以降も投資を継続するのではなく、基本的に60歳付近で現金化をしたいと思います。
毎月不労所得で5万円を得るにはいくら投資が必要か?
では不労所得(投資信託インデックスファンド)で5万円を得るにはどうしたらよいか?ですが、個人的な前提条件として3%運用利益を目指しています。米国株S&P500や全世界株であれば、正直もう少し予想利率を上げても可能かと感じます。(4~7%)ですが、株式市場の先行きは誰にもわかりません。あくまで利益が出たとして最低ラインで考えていきます。
ポートフォリオ次第なのですが、巷では4%ルールというものが存在します。インデックスファンド投資で4%の利益を取り崩しても長期・積み立て・分散でドルコスト平均法の手法で考えれば、資産が目減りしないという考え方です。
それでもまずは3%利益確保で、毎月5万の貯蓄をすることをイメージしていきます。ここで計算されなければならないのは税金です。利益の20.315%の税金が発生します。10万円の20%だと2万円なのでそんなにびっくりしませんが、仮に2000万の20%だと400万になります。税引き後毎月5万の貯蓄を想定します。
計算上、おおよそ2600万~2700万の投資金額で税引き後年間60万付近(毎月に換算すると5万)という結果となります。
<ゴール>
- セミリタイアスタート時を目安に投資金額2600万~2700万
- 毎月税引き後5万円の収入
- ただし、福利効果を利用するために、現金化はしない
- ポートフォリオの修正は必要
- 60歳を目安に現金化(一部をのぞく)
この目標にむけて投資信託(インデックスファンド)をすすめていきます。
次回は具体的なインデックファンドについて説明をしていきます。